鉱山から採掘しない宝石?琥珀のピアス

ラトビアの首都リガで購入した琥珀のピアス。
ラトビアは琥珀の産地として有名で、お土産屋も多くあります。

Latvia (Riga) Excellent quality natural amber crafts photo

琥珀ってなに?

Before amber the birth photo

琥珀とは、何千万年も前の松ヤニなどの樹脂が、化石になったものです。

琥珀は石ではないので、非常に軽く、また石のように冷たくもありません。
そのため古代から、アクセサリーとして重宝されてきました。
ピアスやネックレスにしても、水に浮くほど軽いので、体への負担が少なくてすみます。

樹脂の中には、まれに当時の昆虫や木の実などが入っていたりします。

Amber with fly  photo

琥珀を一躍有名にした映画といえば、やっぱりジュラシックパークですよね。

ジュラシックパークでは、琥珀の中に入っていた蚊から、恐竜の血液サンプルを取り出し、クローン技術で現代に恐竜を蘇らせることに成功しました。
僕が琥珀を初めて知ったのも、ジュラシックパークからでした。

琥珀の産地

そんな琥珀、実はバルト海に面したラトビア、ロシア、リトアニア、ポーランド、ドイツなどの国の特産品。

琥珀(amber)は別名、Baltic Goldとよばれるほど、バルト海沿岸地域でよく採れ、輸出量は世界一を誇ります。

「え?なんで海?宝石って鉱山とかで採掘するんじゃないの?」

普通そう思いますよね。
僕もこの記事を書くまではそう思っていました。

海面を漂う琥珀

バルト回沿岸が琥珀の産地として有名な理由。
それはなんと、琥珀は海を漂って、海岸に流れ着くものだったからです!

驚きですよね。
てっきりその他の宝石と同じく、土の中から掘り出す物かと思っていました。

最初に述べた通り、琥珀は石ではなく樹液の塊なので、水に浮くほど軽いんです。
大きな嵐などで、海底の砂が巻き上げられ、そこに埋まっていた琥珀が水面に浮いて、海岸に流れ着くのです。

amber beach photo

琥珀は英語でAmber(アンバー)というのですが、これは古代アラビア語のアンバール「海を漂うもの」を元にできた言葉と考えられています。

アンバーロード(琥珀の道)

amber road

かつて、中国とヨーロッパを結ぶ交易路は、主に中国産の絹を運ぶための道だった事から「シルクロード(絹の道)」と呼ばれていました。

ここバルト海近郊でも、北ヨーロッパから地中海を結ぶ琥珀を運ぶための交易路があり、「アンバーロード(琥珀の道)」と呼ばれていたそうです。

ラトビアではバルト海を琥珀の海と呼んでいます。
また、琥珀は「人魚の涙」と呼ばれたり、ギリシャ神話の中では「太陽の石」とも呼ばれるそうです。

アクセサリーだけじゃない、琥珀の使い方!?

実は琥珀には琥珀酸というがん細胞を抑制したり、肌をひきしめたりする効能があるとされています。
また、アルコールに溶ける性質がある事から、医学や美容の方面で使用されたり、お酒として飲まれたりしています。

nalewka bursztynowa

まとめ

他の宝石とはあまりに異なる琥珀。
そんな琥珀のピアスは、産地であるバルト海沿岸やラトビアでは、比較的安価で手に入れる事ができます。
ラトビアに行った際には、是非チェックしてみて下さい。
バルト海のビーチでは、琥珀狩り体験もできるらしいので、そちらもおすすめです。

お土産情報提供:あめでお
記事:にっぱー
ご投稿ありがとうございました!

コメント