

エストニアの首都タリンで購入した珍しい陶器のピアス。
エストニアってどんな国?

エストニアはバルト三国の一番北に位置する国。
多くの日本人にとって、あまり馴染みのない北欧の小さな国、というイメージかもしれません。
しかし実はエストニアはIT大国。
あの無料のテレビ電話スカイプは、エストニア生まれ。
世界で初めてネット選挙を行ったのもこのエストニアなんです。
小1からアプリ開発の授業があるほど、ITに力を入れています。
そんなIT最先端をいくエストニアですが、首都タリン旧市街は「最も優れた状態で保たれた北ヨーロッパを代表する中世の商業都市」として、世界遺産に登録されています。

伝統と最先端のバランスがよくとれた国なんですね。
どこか懐かしい白地に藍色の配色
さて、そんなエストニアで購入したこの陶器のピアス。
白地に藍一色で花が描かれています。
この陶器のピアスを見て、どこか懐かしいと思いませんでしたか?
白地に藍一色の陶器は、日本でも昔からよく見る、馴染みの深い配色ですよね。
実家の食器棚を探せば、この色使いのお皿を一つは見つける事ができるのではないでしょうか。
この色使いを日本では「染付け」と呼んでいます。
この染付けのルーツは中国は宗の時代。
そこから東の日本へとその技術が伝わってきました。
しかし同じように、西のヨーロッパにも伝わって行きました。
ヨーロッパで白地に藍一色の陶器で有名なものといえば、デンマークのロイヤルコペンハーゲン、ドイツのマイセンなどがあげられます。


詳しいことはわかりませんが、この陶器のピアスも、そういった流れでヨーロッパに伝わった技術が使われているのかもしれません。
日本では陶器や食器として親しまれている配色のピアス。
異国の地で、こんなにも慣れ親しんだ色使いの可愛い物に出会ってしまったら、思わず買ってしまいますね。
お土産情報提供:あめでお
記事:にっぱー
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