梵字がかっこいい。第1回マレーシア・ヒンズー教総会のバッジ


マレーシアのクアラルンプールで見つけたバッジ。
梵字がかっこよかったので、買いました。

クアラルンプールってどんなとこ?

クアラアルンプールはマレーシアの首都で、高層ビルが立ち並ぶ東南アジアでも有数の近代都市です。
そのビル群の中で最も有名なのが「ペトロナス ツイン タワー/KLCC」。
テレビなどで見た事がある人も多いかもしれませんね。

Petronas Twin Towers photo

見つけた場所

そんなクアラルンプールをあてもなく散策していたところ、偶然フリーマッケットを発見。

フリーマーケットでは、地元の人が実際に使っていたものを見る事ができるので、個人的にはお土産屋よりおすすめ。
絶対に人と被らない、またお土産屋では見つける事ができない物こそ、魅力があると思います。

ただ今回のフリマは、ちょっとハズレでした。
何かわからないコード、古い電化製品、汚れたお皿など、本当にただ家のいらない物を持ってきましたっていう感じ。
木製の鞭なんかもありました。どう使うの?よくわからないという面では興味深いフリマでした。

そんなフリマで唯一購入したのがこのバッジ。
梵字が物珍しくて、購入しました。

梵字ってなに?

om photo

梵字というのは、わかりやすく言うと、昔インドで使われていた文字のことです。
今でも仏教の中で梵字は使われています。

ヒンズー教のすべての神々は「ブラフマン」から生まれました。
そのブラフマンは梵天(ぼんてん)とも呼ばれておりました。
その梵天が作った文字なので、梵字と呼ばれています。

今回のこのバッジに書かれた梵字は「オーム」というそうです。
梵字の中でも特に神聖視されており、インドではいたるところでみることができます。

多宗教、多民族国家、マレーシア

このバッジにfirst Malaysia Hindu conference 1968と書かれています。
第1回マレーシア・ヒンズー教総会 1968年開催を記念するバッジだと思われます。

マレーシアは多宗教、多民族国家。
60%がイスラム教徒。つづいて、仏教、キリスト教。
そしてこのバッジに書かれているヒンズー教徒は、わずか6%。

インド人が信仰している宗教や制度、風習をまとめて、ヒンズー教と呼ぶので、マレーシアにいるインド人が何かの集会を開いたという事が読み取れます。

ではなぜ1968年当時、マレーシアにインド人がいたのでしょうか。
調べてみるとプランテーションで働かせるために連れてこられたインド人が多かったということがわかりました。

マレーシアは現在でこそ多宗教、多民族国家として成り立っていますが、当時は民族、宗教同士の争いが度々あった国でした。
1971年にはブミプトラ政策という、他の民族よりマレーシア人を優遇する政策も始まりました。

このバッジの第1回ヒンズー教総会が1968年と、プミプトラ政策の3年前に行われた事を考えると、やはり他の民族や宗教に対抗するための会議だったのかもしれませんね。

やっぱり異国の謎お土産から歴史を考察するのは楽しい。
あっているかどうかは別にして。笑

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