恐怖のさかずき!?ジョージアのカンツィ

ロシアのお隣、ジョージア

この杯に出会ったのは、コーカサス地方のジョージアを旅していた時でした。
2015年までは、日本ではジョージアは「グルジア」と呼ばれていました。
ジョージアは、北側をロシアと隣接しています。
もともと旧ソ連圏で、スターリンの出身国としても知られています。
また、ワインの発祥の地としても有名です。

旧ソ連で、ワイン発祥の地。まあ早い話、みんなお酒大っ好きです。
そんな国を旅していた時に見つけたのがこのカンツィ。

suliko ゲストハウス

sulikoの家。6番の看板が目印。

ジョージアでは、バックパッカーはホテルに泊まるより、民泊に泊まるのが一般的でした。
その中でも、バックパッカー界隈で一番有名なのがこのsulikoの家。
※今agodaにも載ってますね!びっくり!

家の前につきピンポン押すなり、「よくきた客人!まずは飲め!」とワインを出されました。
ほんとに酒好きだ、ジョージア人。

sulikoの夜、ディナーパーティ

sulikoの家では、夕食もみんなで食べます。
奥さんのメディコさんが作ってくれる夕食は毎回美味しかった。
その夕食時に出会ったのがこの羊の角のグラス。

実は僕はお酒が強くないので、この角は恐怖そのものでした。
なぜか。
それはこのカンツィというグラス、ご覧の通り、、、、自立しないのです!
おわかりいただけますでしょうか。

つまり、

 

飲みきるまで、

 

テーブルの上に置けないのです!!!!!!!!!!!!!

 

僕が買ったお土産用のものは台座がありますが、普通台座はありません。
だって、台座なんて必要ないでしょ?
注がれたものは飲み切ってこそジョージア人!むりーーーー!!

スリコさん(左)とメディコさん(右)

ジョージア式の飲み方は、一人一つカンツィを片手に持ち、持った方の腕をお互いクロスして、、、、一気!!
これを繰り返す繰り返す。
スリコさんはこのカンツィに、チャチャ、別名グルジアウォッカと呼ばれる60度近い(!!)お酒を入れて毎晩のように宴会していました。

夜の飲み会では、スリコさんがまあ飲め、それ飲め、とお酒をすすめてきて、妻のメディコさんが、飲ませすぎよ、とたしなめる。
でも結局みんな二日酔いで、次の日の朝に響く。
そんな僕らにメディコさんが優しい顔で、二日酔いにはこれが一番!と、迎え酒でチャチャをすすめてくる。。。
昨晩さんざん飲ませすぎないようにと、たしなめていたあなたはどこへ・・・。

まあそんなこんなで、二日酔いで観光できずに、滞在日数伸ばすバックパッカーが多いのもsulikoの家ならでは。

あんなに楽しい宿はなかったなー。
ガーティーマルジョス!!(祝福を!かんぱーい!!)

もしジョージアに行く機会があったら、ぜひよるべきです!!
ジョージアは意外にも世界一の長寿国らしいので、これからも変わらず、スリコの家では毎晩飲み会しているんじゃないでしょうか。

ホスピタリティ溢れるスリコの家のようなサイトになればという事で、このサイト名をスリコにさせて頂きました。

購入場所

台座に剣が入ると値段が高くなる。

このカンツィはクタイシのビッグバザールで購入しましたが、トビリシのメインロードでも売ってるの見かけました。
サイズも大中小ありました。
僕のは中サイズで25GL、1200円でした。

おまけ:日本にもあった!そらきゅうと可杯(べくさかずき)

調べてみると、なんと日本にもカンツィのような杯がありました。

それがこちら、そらきゅうと可杯(べくさかずき)。

そらきゅう(左)と、べくさかずき(右)

南九州や土佐などで見つけることができるようです。

そらきゅうは底が円錐型でとがっていて、カンツィと同じく飲みほさなければ置くことができないようになっています。「そらっ!」と注ぐと「きゅー」と飲まねばならないため、そらきゅうと名付けられたとか。

可杯(べくさかずき)は、天狗やひょっとこの形をしたお座敷遊びにも使われる杯。天狗は鼻が長く置くことができず、ひょっとこは底に小さな穴が空いているため、そこを指で蓋をして飲みほさなければなりません。

どちらも呑んべえ杯で、宴会では盛り上がること間違い無しですね。

楽天:そらきゅう 

楽天:べくはい

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